古今東西、猛暑の折、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

照りつける太陽の熱が、大気を温め、暑い狭霧となって、夏の躍動が感じられる、そんな今日この頃です。

喧しい蝉の啼き声、草いきれ、鮮やかな青空、入道雲。幼い頃のお墓参りの思い出が、ふと、よみがえってきます。

暮石を洗い、線香を薫せ、大人の真似をして手を合わせる。聞くとはなしに、お坊さんの振るえる読経の声を聞き、嗅ぎ慣れない線香の匂いが鼻をくすぐる・・・。

夏の風物詩でしかなかった幼い頃の思い出が、日本人の記憶であることが、今でこそわかり、まざまざと脳裏にフラッシュパックする。

手を合わせながら、同時に自分の内部に連綿と続く人類の歴史の一編が内耳から囁かれる、

「こんなところにあった」

夏をひとたび跨ぐたびに、先祖の想いに気持ちを添わせるとき、それだけで、遠く積み重なる人類の労苦が、そっとねぎらわれる、そんな地平もあるものです。

 

【情報誌「WAKI」Vol. 11のご案内】

さてさて、待望の「WAKI」 No.11!こちらも夏真っ盛りに発行いたしました。和の叡智も巡ってまいります。

■今回の特集は、満を持してご紹介する森 佐平著「小説 すめらみこと」です。

まずはこの言葉を引用しましょう。

〝日本民族の先祖たちが神をどのように見てきたかについて具体的に述べてみよう〟

森氏は、同時代を生きた小笠原先生とも親交が深かったようです。

小笠原先生とは真逆の、親しみやすい平生な文体で、日本人が知っておくべきであろう本質について説いています。

七沢賢治顧問も、今から40年以上前に、この「小説 すめらみこと」と出会ったことで、伯家神道の存在を知り、強い興味を持つようになったそうで、和器出版のルーツともいうべき、キッカケとなった一冊です。

■言霊よもやま話は、第十回<百味の飲食>其の三、今回で完結します。

「布斗麻邇は、個人の生命と社会の調和と平和を楽しむための永劫不変の全人類の種地である。」古代の精神文明の原理が、実は食物の塩梅配置の上にも基礎となる原理であった・・・私たちの口、肉体に関わる、日々の生活に深く関わる普段の「飲食」も、言霊同様の原理を当たり前に具備していることを示唆しています。

■和器なる書評は、弊社新刊!の「甲斐犬の神髄、ここにあり。」

著作から、ひしひしと感じる日本人の源流を、日本の叡智を具現したかのような甲斐犬の髄を、感じていただけたら、大変嬉しく存じます。

詳細は、是非、本誌をご覧ください。

読みどころ満載の情報誌「WAKI」Vol. 11。
この度も、ぜひダウンロードしてご覧ください。

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