いきなりですが、今日はクイズから始めたいと思います。
全部で二問です。

では第一問目。
題材は画像にあります、「黒板消し」です。
黒板消しには、黒板を消す側の柔らかい面と消す時に手を入れる側の硬い面がありますね。その黒板消しを手のひらに置く、ということを想像してください。お持ちの方は、実際に手のひらに置いてみてくださいね。まずは柔らかい面を手のひらに接するように置きましょう。イメージできましたか?それから次には、硬い面を手のひらに接するように置いてみましょう。

さて、ここで問題です。
この時、つまり手のひらに置く面を柔らかい方から硬い方に変えた時に、〝身体の安定感〟は変わるでしょうか?

(ここでいう〝身体の安定感〟とは、たとえば身体を他の人から軽く押されたときに、グラつくかグラつかないか。グラつかなければ安定している、というのが一つの目安になります)

次に第二問。
第一問目が「変わる」と仮定した場合、柔らかい面と硬い面と、どちらを手の平に接した方が、身体は安定するでしょうか?

Let’s think.



さて。クイズの正解です。

第一問の正解。
黒板消しの柔らかい方と硬い方とを手のひらに置いた時に、身体の安定感は変わるか?
⇒⇒⇒「変わる」

第二問
安定感がかわるとしたら、どっちのほうが身体は安定するのか?
⇒⇒⇒「時と場合による」

どうでしょうか?簡単すぎましたか?(^-^;

一問目の答えは想像しやすかったかと思いますが、二問目はどうだったでしょうか?
その答えを聞いた時、私は少し肩透かしをくらったようでもありました。

「硬いほうが安定する方、柔らかいほうが安定する方といるんです。しかもそれは、今は硬い方の方が身体が安定しやすいということで、常にそうだということではないんです」

とは甲野陽紀先生。


甲野陽紀先生

身近な動きから身体の使い方を教えてくださる、甲野先生講師のわき道「はるのり先生と身体を通して考えよう、人生の小疑問大疑問!」。毎月の定期講座の、2月の時のお話です。

その時は実際に、二名の方に試していただきました。
一人の方は、硬い方が手の平と接した方が身体が安定しました。ということは当然、柔らかい面にすると身体がグラつきます。

もうお一人は、柔らかい面の方だと身体が安定する。したがって先ほどの方とは反対に、硬い方を接面にすると簡単に身体が動いてしまうわけです。

しかしその安定感も、時間が経てば変わる可能性もあるのだ、と。
(個人的には、このお二人を一発で見抜いて選ぶはるのり先生がすごいと思ったりしていたのですが)

それほどに私たちの身体は、ほんとうはものすごく繊細にできているのだ、ということを毎回のように感じさせられています。

自分の注意の向け方一つで、身体がこうも変わるのか!というマジック級の変幻自在さを私たちの身体は持っているんですよ、ということを実際のワークを通して学べるこの講座。

今回は甲野先生の著書『身体は「わたし」を映す間鏡である』(リンク)から、第6章「ま」の発見~maそ動かせばsekaiは動く~について重点的に実践していただきました。


座っている人をスッと立たせる時のワザ。
「終電の電車内やホームで役立ちそうですね(笑)」(甲野先生)


「母が入院していた時に、体位交換でどちらも大変そうなのを思い出しました。
是非介護の場に活かしたいと強く思いました」(M.I.さん)

次回は何が題材となるのか?
いらしたみなさんとその場でつくり上げていく「はるのり先生と身体を通して考えよう、人生の小疑問大疑問!」
次回は3月20日(水)13時~16時(予定)です。
(詳細、お申込みフォームは最後にあります)

会の様子を知りたい、という方には、こちらが参考になるかもしれません。
ご参加の方の〝生〟のお声です。

「間(触れているところを動かす)感覚がとても面白かったです。相手でもなく自分でもなく間を意識したときに、力み感なくすっと力が通るのが面白かった。これはいろいろなことに応用できると思いました」(Y.H.さん)

「間を身体の使い方で体験して覚えているというのがとても貴重でした」(M.K.さん)

「身体の動かし方に捕らわれていたことに気づきました。どこに注意を向けるかを意識しただけで自分の動き、身体感覚が変わるのにビックリ!!です」(M.I.さん)

「身体を通じての体験が、身体だけでなく思考やメンタルのあり方にも影響があるというお話は、大変興味深かったです」(T.S.さん)

身体の動きに興味のある方、
身体の動きをよりよくしたい方、
運動が苦手だけれど、身体を動かしたい方、
そのどれも当てはまらないけれど、なんとなく興味のある方、
どうぞ、一度体験しにいらしてください。

詳細・お申込みはこちら……お申込みフォーム
気にはなっているけれど、どんな感じか知りたい方
……お気軽にお問合せ下さい……info@wakishp.com