6月わき道のテーマは「アート」。

実は現在、弊社にて進行中のテーマが「アート」なのです。

昨年の秋ごろからアートのことで盛んにいわれ始めたことがあります。耳や目にした方も多いと思いますが、それが、

「アート×ビジネス」

書籍でも「アートとビジネス」に関する内容のものがとても増えてきており、ネット上でも経営者の方々がビジネスとアートの共通性や、ビジネスにおけるアート的な視点の必要性などを語るのを取り上げられるようになりました。

「銀座で買うならこのお弁当」

としてよく挙げられる、GINZA SIXにある海苔弁専門店『刷毛じょうゆ海苔弁山登り』。

私も何度もいただいており、まだの方はぜひ一度お試しいただきたい一品ですが、このお店は母体が株式会社スマイルズ。

『Soup Stock Tokyo』と聞けばピントくる方もいらっしゃるかもしれませんね。いまや全国に約60店舗。駅構内でも見かけるようにもなりました。

スマイルズの創業者・遠山正道さんは、「ビジネスがアートに学ぶことはたくさんある」と語り、ある記事の中ではこのように紹介されています。

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大衆という存在しない人たちを動かそうとするのは不遜な行為であり、自分たちの個性を活かせるという必然性と、「やりたい」という純粋な気持ちだけを原動力にしています。この姿勢には、アートの考え方が息づいています。

多くのビジネスは「成り立つかどうか」という外側に基準があり、言わば大人の都合です。対してアートは、「好きか嫌いか」という内側に基準があり、言わば子どもの都合。

遠山さんは仕事に取り組んでいるときの心模様を、「恋をしているよう」と自己分析しています。

「アート×ビジネス」の美意識に基づく、21世紀型経営(HUFFPOSTより)
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さていったい、この「アート」とはなんなのでしょう? どういうことを「アート」というのでしょうか?

学生時代、「美術=苦手」という意識を持っている者としては、正直申しまして最初は非常にとっつきにくいテーマでありましたが、どうやら私の考えていた〝美〟だけが美ではないようだ、ということが少しずつわかり始めてきて、この歳になってですがようやく、美術展や博物館などに足を運べるようになりました。

というのは、弊社次作の著者は、山梨大学 大学院 教授の井坂健一郎先生。
数々の展覧会を開催。甲府にある白川学館の祝殿(はふりでん)、neten株式会社のロゴストンセンターのデザイン、設計などもされた方です。

「美術館にだけ〝美〟があるのではありません。日常にこそたくさんの〝美〟があります」

とおっしゃる井坂先生。
では先生。その日常にある美とは、どういうものなのでしょうか?

「たとえばこのお皿を描こうとする場合はですね。お皿は描かないんです」

ん?お皿を描く時には、お皿を描かない? それは、いったいどういう……?

「お店に入って席を選ぶときにも、自分なりの美意識がはたらいているんですね」

美意識で席を選んでいる??

「〝かっぱえびせん〟のパッケージが一度だけ赤じゃなくなったの、知ってますか?」

「ファミリーレストランのデニーズは、お店によって看板が、実は微妙にちがうんですよ」

……。
井坂先生、美やアートの話はどこへいってしまったのでしょうか……。
というこちらの心の声など届くことなく、話題は次から次へと。

「いわゆる<美=美術館>となってしまっているような、美に対する価値観をいったん崩す必要があるのではないかなと思っているんです。

誰にでもどこにでも美の意識はある。そこをもっともっと知ってほしいんですね」

「ビジネスとアート」という視点とも非常に深い関係のある井坂先生のアート観。

書籍になる一足前に、わき道にてお招きすることに決定いたしました。

題して、

「いまナゼあなたにアートが必要なのか?」

ワークショップなども取り入れながら、いままでにはないアート観や美についてたっぷり語っていただきます。

日時は6月11日(火)15時~18時(予定)。

定期講座でおなじみ、甲野陽紀先生とのミニ対談も予定しております。
どうぞお楽しみに!

詳細・申込はこちらから……6/11わき道申込フォーム