お知らせ

江島神社
本では読めない本の話

江島神社

2017-05-15

みなさん、こんにちは。
涼しい毎日が続いていますね。

土曜日は、久しぶりの一日長雨、しかもかなりな大降りでした。
みなさんは、どのように過ごされましたか?

私は、江ノ島散策に行ってまいりました。
そうです。雨の中を…どしゃぶりの中を、です。

さて、突然ですが!和器クイズです。

本日のタイトルになっている「江島神社」。
実は江島神社と関連のある弊著があります。それはどれでしょうか?

選択肢が必要ですね。では…

①言霊開眼
②仏教三部書
③ヘブライ研究三部書

の三著のうち、どれでしょう?

~シンキングタイム~ ぜひ考えてみてくださいね~(^◇^)

♪♪♪♪♪

さっ、解答は出揃いましたでしょうか!

それでは正解です。正解は…

「③ヘブライ研究三部書」です。

ヘブライ研究三部書の巻末に、「ヘブライ研究座談会報告書」があります。

ヘブライ研究会は、著者である小笠原孝次先生が設立した聖書研究会で、
数年の休会ののち、銀座の洋食店を会場として再開された会です。

その中で、ユダヤの神宝が剣山にあり、またその剣山のある四国の縮図である
のが江ノ島で、さらには剣山と同じ施設が江ノ島にある、等々の議論が
交わされる中、当時の参加メンバーで江島神社参拝旅行をした、との記録があります。

(江ノ島参拝の報告は、「第十二回研究座談会」(p.493~)にあります)

それを実際この目で見てみたい!ということで、私たちも参拝に参りました。

当時参拝された時の天候は、
「晴れ渡った空に真白な晩秋の富士が惜し気なく全貌をあらわし…
(中略)…絶好のピクニック日和であった」そうです。

ある参加者の方からは、
「快晴であったことは皆様の国生みの心が天に通じたことと確信する。」
との発言があったそうです。

土曜日の江ノ島は…(-_-;)

悲観するなかれ。雨といえば、龍神。
雨女や雨男は龍神様に守られた人、などと言われたりもするようですが、
江ノ島も、古くから龍神信仰の地として栄えていたようです。

つまり大量の雨をもって龍神様に迎えていただいた!
との前向き解釈で、先に進むことにいたしました。

江島神社の御祭神は、三姉妹の女神様。宗像三女神ともいわれる、
多紀理比賣命、市寸島比賣命、田寸津比賣命が祀られています。

三女神がそれぞれ祀られている「奥津宮」「中津宮」「辺津宮」を一歩一歩
登りながら通り抜けると、今度は驚くほど高い段差のある階段を下ります。

そうしてようやく江島神社発祥の地である「岩屋」に到着するのです。


第二岩屋にある龍神。二回手を叩き二回とも光れば願いが叶うと…

実際に、この洞窟で作業をされていた方々がいらっしゃる。しかも
自らが関わった書籍でその内容を知ることになり、その現場に今いるのだ
と思うと、また格別な思いでその場に居させていただきました。

最寄り駅の片瀬江ノ島に到着して、神社参拝をして戻ってくるまでは、
約4時間半の長い道のりでした。

中でお食事もしましたし、雨だったので速度がゆっくりだったのもあるかと思います。

翌日になってからふと感じた事があります。
「雨でよかったなぁ」と。

歩いている最中は、心からはそうは思えませんでした。
足はぐちゃぐちゃ、雨量が多くて階段は川の流れの如く、次の一歩を
どの方向に出そうか、考え考えの道のりでした。


荒い画像のスマホ撮影
でも分かる激しい雨模様

その雨のおかげで、「一歩」をとても慎重に丁寧にする、せざるを得ない状況だったのです。
これが晴天だったら、そんな事は気にも留めずに軽快に歩いていたでしょう。

それはそれで楽しい参拝であったと思うのですが、「一歩」をしっかりと
集中しながら、踏みしめての参拝は、その一歩一歩が、まるで祓詞の
一音一音であるような、進むごとに何かがあるように感じました。

それは祓われたのかもしれないし、浄化されたのかもしれないし、
また別の何かかもしれないのですが、「何かがあった」ことを体感していたな、
と後で気づきました。

リアル「ヘブライ研究三部書」。
ぜひみなさまも、いかがでしょうか。

http://wakishp.com/archives/619

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