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手当て〜実践リポート3〜<前編>
本では読めない本の話

手当て〜実践リポート3〜<前編>

2017-06-12

みなさま、こんにちは。
本日もありがとうございます、ワキノコビトでございます。

週が明けました。今週もよろしくお願いいたします。


リナリアの季節ですね
©ぱくたそ

週末、久しぶりにお腹がイタく(*_*;なりました。

夕飯に食べたあんかけ焼きソバのせい?その後のコーヒープリン?
はたまた、満腹のお腹をジーンズで締め付けてたから?

と原因探しをしてみたところで、痛みは治まらないどころか、そこそこ強さを増し、
寝られそうにもありませんでした。

こんな時こそお手当て!
なのですが、実は痛くて痛くて、「意識を向けて、ゆっくり呼吸」する余裕がないのです。

痛い箇所に手を当てて、「イタイー…」と思うので精一杯、という状況でした。
そんな中、あるところでふと、不思議な感覚があるのを感じました。

それは、「イタイー…」と思いながらも、その痛みの核に向けて、意識を集中しよう
としている時でした。

その時何かを感じたと思った瞬間、それを避けるかのように、「イタイー!」という
感情が浮かんできたのです。

その流れが、今までに味わったことのない感覚で、とても(痛いながらに)興味深かった
ので、それは何なのだろうと、次に同じことが起こった時に、監察してみました。

そうして分かったことは、痛みの核に意識を向けると、その痛みが生き物のように
反応している、という感覚だったのです。

痛みの塊(イメージ的には雲のようなモコモコした感じ)が、意識を向けるとウネウネと
動くような。


こんなモコモコ雲の一部のような・・・
©ぱくたそ

動くと、痛みが移動して分散されることもあるのですが、痛みの強度が増すことも
ありました。
そのような時には、意識をそこから外すと、その痛みからも少し離れるような感覚に
なります。

それを感じた時に、さっき意識した時に何かを感じた途端に、避けるようにして
「イタイー!」という気持ちが出てきたのは、意識を向けることで痛みが強まるという
恐怖から逃れるための、ある種の自己防衛が働いたのだはないだろうか、と思いました。

それはまるで、自分の内面の見たくない部分に直面させられた時に・・・

(つづく)

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