お知らせ

サクラちゃん<前編>
本では読めない本の話

サクラちゃん<前編>

2017-06-15

みなさま、こんにちは。
本日もありがとうございます、ワキノコビトでございます。

日曜日は、父の日ですね。
プレゼントをされる方は、もう贈り物を決められましたでしょうか?

私は一年前の父の日に、少々気合いを入れ、プレゼントをしました。

いえ、最初は違うもの、年をとるに連れ、甘いもの好きになって
きている父に、珍しいチョコレートでも贈ろうと、探していたのです。

しかし、なかなかコレというものに出会えず、そんな時にふと
思い出したサイトがありました。

ガラス製の、まるで芸術品のような美しいカップがたくさんあった
そのサイト。

しかし、どうしてもそのサイト名を思い出せない。

どうやってそこに辿り着いたかを思い起こすうちに、和器出版の
ホームページ(当時はまだスタッフではありませんでした)から
飛んだことを思い出したました。

初めて見た時には、その美しいグラスたちを、自分が購入するだ
なんて微塵も思わず(高級品なのも手伝って…(汗))、ただ眺めて
いるだけだったので、あえて詳細なところまでは記憶していなかった
のです。

改めて見てみて、やはり少々悩みましたが(笑)、懐具合と相談し、
そこに「エイっ!!!」という勢いを借りて、その中から父へ
プレゼントをすることに決めました。

実は今日お話ししたかったのは、父の日の事では無く(父さん
ごめん!)、そのグラスのことなのです。

ご縁があり、私もグラスを使わせていただくことになりました。
見ているだけで心がウキっとする、笑顔がほころぶそのグラスを、
私は「サクラちゃん」と呼んでいました。

どれくらいの期間、使ったでしょうか。
ある時、突然割れてしまったのです。

とても悲しくて残念で、作家の舟橋初花さんにお伝えした所、
こんなことをお話ししてくださいました。

「もしかしたら、サクラちゃんは、あなたの身代わりをしてくれた
のかもしれませんね。
サクラちゃんには、グリーンなどを差してあげてみてください。
結構かわいいんですよ。」

落ち込んだ私の気持ちがスッとはれ、ちょうどあったグリーンを
差してみると、本当にかわいらしくて、思い切って伝えてみて
よかったな、と思いました。

実はこれからがスゴイ話なのです。

先ほどお出しした、この画像。(昨日撮影いたしました)


サクラちゃん入りのグリーン

これが、割れてしまったガラスに刺したグリーンです。
もう一つ。
こちらをご覧ください。


普通のグラスのグリーン

このグリーンは、上写真と同じもので、同じ時期に購入した
花束に入っていたものです。

実は、二か月前にも撮影した写真があるのですが、
ここからは明日にバトンタッチさせていただきます。

(つづく)

 

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