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思い出の花
本では読めない本の話

思い出の花

2017-08-10

みなさま、こんにちは。
本日もありがとうございます、ワキノコビトでございます。

「あなたにとって、思い出の花はなんですか?
エピソードとともに教えていただけたら嬉しいです。」

その投げかけに、パッと思い浮かんだ花が二つ。
思い出のほうが先に思い浮かんだ花が一つありました。


【沈丁花】

この沈丁花(ジンチョウゲ)の花。
この花の香が、私にはとてもにはとても思い出深いのです。

沈丁花は、2、3月の寒い時期に花を咲かせるのですが、その開花の
時期は今初めて調べて知りました。ただ冬に咲く花だというのは
その思い出から、記憶に焼き付いていることなのです。

小学生の頃、毎年冬にあったあの行事。
そう、マラソン大会です。

私は、マラソンは好きではありません。疲れるので(笑)。
しかし負けず嫌いの性格から、苦しくなるまで走るのですね。

そんな苦しい中ふと香るあの、ツンとした少し強い花の香り。
最初は、「花の香りがするな」程度だったのですが、いつの頃
からか、あの香りがすると、ふんばりがきくようになったのです。

ふと、我に返る、という感じでしょうか。
それまで苦しくて、早く終われー、とばかり念じていた気持ちが、
沈丁花の香りがすると、「ハッ!」として、飛んでいた意識が
戻ってきて、「がんばろう!」と思えるのです。

そういえば、なぜだかその瞬間、当時好きだった男の子のことを
思い出していたんですね。
それでガンバれたのかな(笑)


小学校の思い出

そのほかの二つの花も、思い出すエピソードは小学生の頃の
ものだったのです。

原体験、というのでしょうか。
もうウン十年も前のことなのに、その時の匂いや感動が
しっかりと思い出せるのですね。

あなたにとって、思い出の花や木や植物は、なんですか?

エピソードとともに振り返ってみると、忘れていた何かも
一緒に思い出せるかもしれませんね。

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