お知らせ

「朝、焼くパンがある」ということ、についての彼女の力説<前半>
本では読めない本の話

「朝、焼くパンがある」ということ、についての彼女の力説<前半>

2018-01-25

朝ごはんはパン派?ごはん派?
朝ごはんを食べないことの多い
ワキノコビトでございます。


♪朝はパン?

友人と会話をしていた時です。

「朝食、作るんでしょ?」
と聞かれました。

私は、イタイ質問がきたなぁ・・・と
半ば頭を抱えながら、

「いや・・・作るといっても・・・
パンを焼く程度で…(汗)」

と、朝の苦手な私と、
ドタバタな、わが家の毎朝の風景を思い浮かべ、
お恥ずかしながら・・・
という意識を隠せずに、話していました。

すると彼女は、こう言ったのです。

「ちゃんと焼くパンがある!
用意されてる!エライッ!!」

と・・・。

私は、からかわれている・・・のか・・・?
との軽いギモンを抱きながら話を聞くと、
彼女は真剣そのもので、
しかも熱く語ってくれていました。


聞いて~!!

「トイレットぺーバーが必ずあるのはなぜ?
ちゃんと事前に準備しているからでしょう。
当たり前に過ごせるのは、そういった、
見えないところでの働きがあるから。
それが出来ているんだもん、それはスゴいのよ!」

そう何度も力説され、私は、
ありがたいやら、どうしたらよいのやら、
少しの混乱もありながら、
でもその彼女の鋭い視点に、驚かされてもいました。

私は何か、
「大それたこと」をしないとスゴいことではない、
そんなふうには捉えられない、
といったモノサシがあるようです。

(つづく)

シェア