掲載のお知らせ『甲斐犬の神髄、ここにあり。』
『甲斐犬の神髄、ここにあり。』(雨宮精二著)が、「高校生の本だな」に掲載されました。
「高校生の本だな」は、山梨県の高校図書館部会※が読書促進ために頒布している冊子で、全60ページ、149冊もの書籍情報が充実した案内文とともに紹介されています。
※山梨県高等学校教育研究会学校図書館部会
2022年度版では、「話題5作」に始まる12のカテゴリーに分かれて紹介されており、日本・海外文学のみならず、科学・医学から芸術 絵本・マンガに至るまで、幅広い内容が選ばれています。
カテゴリーの中には、「性」「死」「10代の心模様」など、多感な時期の生徒さんとは直接話にくいであろう内容の書籍なども紹介されていましたが、その中のひとつ、「郷土」という項目の中で、弊社の『甲斐犬の神髄、ここにあり。』が掲載されました。
※掲載ページはこちら➡『甲斐犬の神髄、ここにあり。』(高校生の本だな)
甲斐犬は、国の天然記念物として、日本犬では秋田犬に次ぐ2番目に指定されました(1934年(昭和9年)登録)。
日本犬の中でも野生性が強く、なかなか人には懐かない性格でありながらも、一度信頼関係を築くと、その主だけにしか一生仕えないという一途な気質があることから、甲斐犬ファンの方も多くいらっしゃいます。
甲斐犬の育ての親として、作出した犬は350頭を超えるという著者の雨宮精二さんは、甲斐犬愛護会主催の展覧会でも数々の優秀な賞を受賞され、まさに人生を甲斐犬に捧げてこられたお一人でした。
★雨宮さん、ありがとうございました
本書の著者 雨宮精二さんは、本年4月1日、84歳の生涯を終えられました。
貴重な記録を残していただいたことにあらためて感謝を申し上げるとともに、ご冥福をお祈りいたします。
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