お知らせ

日常でつくる芸術<前編>
本では読めない本の話

日常でつくる芸術<前編>

2017-06-06

みなさま、こんにちは。
本日もありがとうございます、ワキノコビトでございます。

いきなりですが!みなさん。

「芸術」と聞いて、最初に思い浮かべるのはどのようなことでしょうか?

美術館、絵画、自分には縁遠い、などなど…

私は、「絵」を思い浮かべます。
しかも、小中学校で図工や美術の授業で学んだ、あの時間を思い出します。

成績がよかっかたら??
いえいえ、真反対です。

絵を描くことがキライではないのですが、
「な~んだか…イメージ通りに描けない…」
という、とちらかというとニガイな思い出とともにあるのが芸術です。

そんなイメージを抱いていましたから、美術館に行く機会など数える
ほどしかなく、行ってみても、なにが、どのようにすばらしいかが
分からない。絵とタイトルの関連性が全く結びつかない。

「やっぱり私には芸術的センスはないんだなー」
そんな認識ずっとしておりました。

先日のブログで画像をアップいたしました、美術家の井坂健一郎先生は、
弊社ロゴマークや弊著の装丁をデザインしてくださっています。


井坂先生による装丁の弊著

以前、井坂先生が、このように話されていました。

「芸術というと、みなさん、とても難しく考えて、自分とはまるで違う
世界のことと考えてしまいますが、それだけではありません。
日常の中にも様々な芸術があるのです」

私は、なぜだかそのお話がとても胸に残っていました。

それまで芸術というものに対して苦手意識があり、井坂先生の言われる
通り、「全くもって自分には関係のない」という意識すら持っていました。

それが、先生のそのお話を聞いた時に、「あ・・・私も「芸術」という
ものをもっと身近に感じていいのだ」という、何か照れくさいような、
嬉しいような、そのような気持ちになったのです。

それ以来、例えば洗濯物を・・・

(つづく)

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