お知らせ

うらしまたろう<後編>
本では読めない本の話

うらしまたろう<後編>

2017-09-20

みなさま、こんにちは。
本日もありがとうございます、ワキノコビトでございます。

昨日の突然クイズ!
子どもたちに出してみたら、揃いもそろって
「三番まで!」
との回答。

うふ。こういう時、出した側の人間としては
「してやったり」顔、です 😎

********************

浦島太郎をはじめ、さまざまなおとぎ話が日本のみならず
世界中にもありますが、よくよく冷静に物語をみてみると、
それぞれに不思議なところがありますね。

桃太郎、カチカチ山、舌きり雀・・・などなど、
物語のことばをそのままに解釈すると、「おとぎ話」だから
許される(?)という箇所がそこらかしこにあります。

龍宮城へ連れていたれた浦島太郎は、海の中でどうやって
呼吸してたんだろう、とか、

亀は太郎が理解できることばを話せたのだろうか、とか、

「なんて夢のないことを言うんだ」
とお叱りを受けそうですが、子どもながらにもふと、
そんな思いがよぎったこともあったりなかったり・・・
したのは私だけでしょうか?!

「言霊百神」「言霊精義」「言霊開眼」等、言霊学という
視点で古事記を見事に読み解いてきた小笠原氏が、今回は
誰もが知っているおとぎ話「浦島太郎」に切り込みます。

◆架空のお話と思われた、奇想天外なストーリーに、
 実は古代史の隠されていた真実が秘められていた?!

◆あの秦の始皇帝が、この物語の重要登場人物だった?!

◆神社で何気なくしている「二拍手」や贈り物の熨斗、
 鏡餅や七草粥等までもが読み解くカギの一つに?

読み進めるにつれ、私たちが何とはなしに容易に
想像する浦島太郎、乙姫、龍宮城などのイメージが、
ことごとく覆されていきます。

本書の見所は、それだけにとどまりません。

氏を師匠と仰ぎ、氏の意志を受け継ぎ言霊の研究を
長年に渡って続けてきた七沢賢治氏が、最先端科学からの
視点も交えて、小笠原氏の時代では解き明かすことのでき
なかった新たな解釈を以て、前著から5年、満を持して
浦島太郎を解き明かします。

◆亀の存在が実は…?!

◆玉手箱の煙は本当は…?!

あえておとぎ話としてその実体を隠し、
しかし秘めてはならず、分かる人だけには分かるように、
大事に大事に母子の間に、あたり前のように語り継がれて
きた物語の真実が、いま明かされます。

まったく新しい浦島太郎の物語。

10月上旬発売予定です。
どうぞ、楽しみにお待ちくださいませ!

『龍宮の乙姫と浦島太郎』
A5変形版 上製 255ページ
2,700円+税

 

シェア