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見えているはずのものを、見える化する<後編>
本では読めない本の話

見えているはずのものを、見える化する<後編>

2017-08-24

みなさま、こんにちは。
本日もありがとうございます、ワキノコビトでございます。

残暑厳しい、という時期なのでしょうが、これはまだまだ
「猛暑だっ・・・(-_-;)」と感じているのは、私だけでしょうか。

どうぞ、熱中症や水辺での行動には、十分お気をつけくださいね。


真夏の入道雲

さてみなさん。
前編中編で綴ってまいりました「現場総監督」というお仕事。
一体なんのことを言っているのか・・・
もうお分かりですね?

このお仕事は・・・「お仕事」という言葉があまりそぐわない
のですが、実は私も経験者でもありますが、この放映を見ている時、
途中までは全く気がつきませんでした。

あまりに当たり前すぎて、あまりに目の前にありすぎて、
そんなに大変なことだとは、そんなに様々なことをしている
のだとは、知る由も、気付く由もなく、もっと言えば、
知ろうとも、気付こうともしていなかった、
ということをも思い知らされました。

と、ここまで引っ張ってきましたが・・・(笑)
冒頭でまだ答えが見つからなかった方も、おおよその
予測はつきましたね♪

正解は・・・

 

 

 

 

 

 

◎お母さん◎

です。

面接官から、そのことを告げられると、それまで
憤慨していた人、呆れかえっていた人、食ってかかっていた人、
ほぼすべての人がしていた反抗的なその態度から一変して、

安堵感、驚き(嬉しさの)、そして笑いがこみあげ、中には
それまでの長く厳しい内容の説明を、自らの母親に
重ね合わせてみたのでしょうか、
「そうね・・・そうだったわ・・・」
と過去に自分が母親からしてもらった数々のことを
思い出したように、涙を流す人さえありました。

毎日の生活を、「変わらない日常」と捉えている方は
たくさんいらっしゃると思います。
私もそうでした。

今回の例で言えば、「お母さん」という、多くの方が
より身近に感じている、また身近にある存在がいる。

にもかかわらず、その母の存在が何であるか、
母が何をして、何をしてくれてきたのか、
それはどんな思いを抱いてくれていたからなのか。

それらが初めて自覚として見えたときに、過去の数々のことが、
オセロの石が黒から白に裏返るごとく、
長い間固く閉じていた扉が開くごとく、
目からうろこが落ちるというほどに、
「あー・・・そうだったのかぁ・・・」
と、腑に落ちて理解できる、ということが私にはあります。

見えているはずなのに見えていないかのように、
まるで気付いていなかったことが見えた時に
「ハッ・・・」となる。

その自覚の時が、気付きであり、一言主の言葉を
借りれば「意識進化」ということではないだろうか、
と思う今日この頃であります。

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